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【卒論アンケート】Questantなら複雑なフォームも大丈夫(有料プラン体験版も)

卒論・修論執筆中の皆様こんにちは。

コロナ禍で、大学内でアンケート(以下「質問紙」)を回収することが難しくなりました。そこで急速に広まったのがネットを使って質問紙を作って集めるという方法。いわゆる「アンケートフォーム」という方法です。

以前このブログでもGoogleフォームを使って回答を集める方法を解説しています。

しかし、Googleフォームの見た目を見ると、「画像を使った質問を作りたい」とか「謝礼額が高額なので多重回答は絶対に避けたいけど手が打てない」いったデメリットも存在します。

なんとかデメリットを解決したい...という方に向けて、マクロミルが作っているセルフ式アンケートフォームであるQuestantがいかに便利かを紹介していきます。表だけでも見ていってください!

Googleフォームとの比較表

ネットを使った卒論のアンケートでシェア100%*1であるGoogleフォームと比較してみました。

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ここからは上で挙げた7つのポイントについて少し詳しく書いていきます。

コスト

Googleフォーム、Questantの無料プランは無料です。Questantの有料プランは、1回あたり5000円で使えるアドホック*2と5万円からの年間プランがあります。

卒論や修論であれば、アドホックで十分だと思います。

有料プランには1アカウントにつき1週間だけ無料で使える体験版があり、無料プランでは使えない質問分岐が使えたり、回答数上限が1000になるなどメリットが多くあります。*3



聞ける質問の数

GoogleフォームとQuestantの有料プランは無制限です。Questantの無料プランは10問までとなっています。

しかし、10問の中には基本情報(年齢や性別)は含まれていません。また、下のようなマトリクスの質問は全体で1問扱いになります。

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そのため、15分ほどで回答可能な心理学部卒論のアンケート*4であれば無料版でも問題なく実装可能だと思います。

Cookieによる重複回答の防止

まずはCookieって何?という疑問にお答えしましょう。Cookieをザックリ解説すると、以前アクセスしたwebサイトからアクセスに使った端末に対して「以前もこのサイトに来たことがあるよ」という情報を伝えるためのものです。

Questantであれば無料版であってもCookieを利用して重複回答を防ぐことができます。これによって、回答者さんが「回答したか忘れちゃったからもう一回回答しちゃえ」といった重複回答を防止することができます。

GoogleはCookieの活用ができないため、私がQuestantを強く推す最大の理由とも言えます。

集められる回答数

無制限に回答を集められるGoogleフォームには及びませんが、Questant無料版でも100集めることが可能です。学部生の卒論であれば100回答を集められれば大体問題ないのではないでしょうか。

有料プランの体験版であれば1000まで集めることが可能です。大規模なパネル調査でなければこれで十分だと思います。

性別/年齢などの基本情報

質問紙を集める際に必ず必要な情報ですが、Googleフォームはいちいち自分で設定する必要があります。流れ作業的になるので少し面倒です...

一方Questantであれば、年代や性別、都道府県といった基本情報は事前に質問紙を作るフォームに設定されていて、不要であればその質問を除外することもワンクリックでできます。実際に質問紙を作ってみましたがとても便利でした。

 注意

性別」はデフォルトのままだと「男性」と「女性」の2択しかありません。「無回答」や「自分の言葉で回答する」といった選択肢を入れたい場合、自分で設定しなおす必要があります。

回答に応じた質問分岐

よくアンケートにある「Yesの方はQ4へ/Noの方はQ5へ」というアレです。回答者の目線からすると、答える必要のない質問をスルー出来るため負担減になります。Googleフォームでは無料であるにも関わらず質問分岐を利用可能です。

Questant無料プランではこれが設定できません。
 
設定する必要がある場合は有料プランの体験版を使う必要があります。

画像を使った質問

質問紙ではあまり見ませんが…心理学研究では「画像を見たときの好き嫌いを選別させる」ものがあります。実験ではよく見ますね。

Googleフォームでは利用不可ですが、Questantであれば無料プランでも使うことができます。実験で使う画像の好き嫌いが偏らないようにしたい、と言ったときの予備調査には使えるのではないでしょうか。

 注意

時間を測ってくれる機能がQuestantにはないため、反応時間を測りたい!というニーズを満たすことはできません。そもそもそういう実験は対面ですべきだと思いますが...<

終わりに

Questantは無料版でも「画像を使った質問が可能」「Cookieによる重複回答を防げる」といったGoogleフォームにはない機能が多くあります。

 

こういった痒い所に手が届く内容は、調査を専門にしているマクロミルだからできることでしょう。

デメリットの分は有料プランの体験版で補うなど工夫すれば、かなり質の高い質問紙が作れると思います。学生の皆さん、Questantを使って一段質の高い質問紙を作ってみてはいかがでしょうか。

*1:私が回答した中での話

*2:回答数1000まで。ほとんどの論文ではそれ以上の回答はいらないでしょう

*3:1週間後にプランを選択することが可能です。必要な回答数が集まらなかったら有料プランに課金すればよいと思います

*4:私が学生時代に臨床系の同期からもらったアンケートはほとんど15分以内で回答可能だった