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【片付け】モノを床に置かない!を徹底するためには?

こんにちは。

 

このブログでは、発達障害の人が1人暮らしをするとぶつかるであろうトラブルとそれへの対処法について、当事者の目線で記事を書いてきました。

まとめ記事はこちらからどうぞ!


今回は、「片付け・お掃除」をテーマに記事を書いてみようと思います。私の場合、ADHDの衝動性が強く働いたためか、「とりあえずその辺に置く」を繰り返し、学生時代には足の踏み場もない部屋になっていました。

しかし、企業に来て試行錯誤をするうちにそれなりには部屋もキレイになってきました。それはひとえに「床にモノを置かない」ことができるようになったからです。

今回は、「なぜ部屋にモノを置かない!」が部屋を綺麗にすることに最重要なのか?から解説します。

置いちゃだめなワケ

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上の図のように、「とりあえず置く(特に床)」をすると、掃除機がかけられなくなり、その結果ますます部屋が汚くなるからです。

とはいっても私を含めたADHDの人のうち衝動性が高い人の場合、「他のモノに気を取られてとりあえず置く」を連打しがち。じゃどうやってそれを解消するのか?を説明しますね。

 

①家の中のモノを減らす

一番大事なことです。モノを買うときにもお金がかかりますし、保管するにも家賃÷面積分のお金がかかっていることになります。

そして、モノが多いと片付けに時間がかかります。まずは家の中のモノを減らすことを考えましょう。

「捨てる」のが普通ですが最近では捨てなくとも部屋からモノをなくせるサービスもあります。

 

宅配型トランクルーム

送られてきた箱にモノを詰めて送るだけ、1箱あたり300~500円/月で預けることができます。図にするとこんな感じ。

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箱単位で管理できるのが便利です。春になったら、冬にしか使わないコートやマフラーを預けてクローゼットを広く使うことができます。

業者によっては「預けたものの写真を撮ってくれるサービス」もあるため、何を預けたかわからなくなることもありません。

宅配型貸倉庫を使えば、モノを捨てることなく部屋を片付けることが可能です。部屋を綺麗にしたい方はぜひ使ってみてはいかがでしょう?

 

売る(フリマアプリ・リサイクルショップ)

モノを処分できるだけでなく儲かる!のが魅力ですが、一長一短あるので、表で比較してみました。

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儲けることだけを考えたらフリマアプリ一択ですが、値下げ交渉や写真撮影などの面倒な手間があるもの。私の場合、価格は安くても名前の知れたブランドであればフリマアプリを、そうでなければ捨てるようにしています。

 

要らないけど捨てにくいものを売ると、罪悪感なくお別れできますよ。


②床に置けない仕組みを作る

モノを減らしたとしても、簡単に床に置いてしまっては元のゴミ屋敷に後戻り。そこで、どうやって床にモノを置かない仕組みを作るかを解説します。 

ロボット掃除機を導入する

家にいない間に掃除をしてくれて便利なロボット掃除機。しかし、部屋に洋服などを放置していると、その部分はロボット掃除機で綺麗にすることができません。結果的に「掃除したはずなのにまた掃除する必要がある」状態に。

私の知人の場合、「ロボット掃除機を置いてからは、ロボット掃除機に掃除してほしいから床にモノを置かなくなった」そうです。

ロボット掃除機に限らず、「仕組みを導入して床に物を置きにくくする」ことは、部屋を汚部屋にしないためにとても大事なことです*1

ロボット掃除機は高いですが、衛生的な環境で一人暮らしをするにはあったほうが良い投資の一つだと思います。

とりあえずモノを放り込む箱を作る

人にもよりますが、「毎回すぐに片付ける」のは難しくても、「1日1回・週に1回くらいなら片付けられる」人もいるはず。

私の場合は比較的その傾向があります。その対策として一時的に導入したのが、「とりあえず放り込む箱」。

ルールは簡単で、「その箱がいっぱいになるまではポンポン箱に物を入れてOK、いっぱいになったらあるべき場所に片付ける」というもの。

これを始めた結果、時間がある時にはその箱から取り出して片付けるようになったり、あるいはなるべくその箱に入れないですぐに片付けるように。

結果として床に物が散乱するまでの時間がかなり長くなりました。

レンタル品を活用する

レンタル品はいずれ返さないといけませんし、汚したりすると賠償させられることもあります。

そのため、「とりあえず床に置く」や「テキトーに扱う」ことが大幅に減るはずです。昔からレンタルできるCDや本だけでなく、家電や洋服・家具などもレンタルできます。

自分で買ったものは雑に使う私ですが、レンタル品は大事に使えるものです。

まとめ~仕組みづくりが大事~

モノを床に置かない!を徹底するための仕組みづくりを今回は解説しました。とりあえず床に置いてゴミ屋敷…そんな方は今回紹介した方法を真似してみては?

*1:そういう意味では、シェアハウスなどに住んで他人から圧力を受けることも汚部屋を予防する方法かも