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【ADHDでも】1人暮らしで貯金するためにやりたい仕組みづくり

こんにちは。

これから1人暮らしを始める発達障害がある皆さん、お金の管理についてご家族と話したことはありますか?

特にADHDの人の場合、強い衝動性の影響で衝動買いをしたり、不注意性が強くてモノの買いなおしでお金が増えない…ということもあるはず。

私自身もADHD/ASD混交なのですが、いくつか工夫をした結果、年収300万円以下の1人暮らしなのに1年で100万円以上の貯金を作ることができました。

今回はそんな経験から、続けられる貯金のための仕組みづくりを解説します。


発達障害の方で1人暮らしを始める人に向けたアドバイス記事、こちらにまとめました。ぜひ参考にして下さいね。

 

貯まらない理由を知る

私はADHD/ASD混交ですが、障害による特性を考えるとADHDの人の方が貯金には向かない傾向があるように思います。

ADHDのうち特に衝動性が強く出るタイプだと、下の図のように、お給料を貰ったそばから使ってしまう…という人も多いはず。私の場合は失くし物が多かったので、学生時代は年間で3~5万円くらいは失くし物に使っていました。

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貯金する仕組み作り

給料を一気に散財...という人におすすめなのが、強制的に積立貯金をする仕組み作りです。

 

給料が入ったら貯金用口座に天引きする仕組みを作りましょう。貯金用口座は簡単に引き出せないタイプのものがおススメ。会社の財形*1や、定期預金に給料を自動振替したりする方法があります。

ただ私がおススメしたいのが明治安田の生命保険である「自分の積み立て」です。


「あれ?生命保険は原則要らないって言ってなかったっけ?」と思った方は正解です。確かにこの記事で、国や会社の制度を活用すればほぼ生命保険や医療保険は不要と書きました。


ただ、この生命保険は発達障害者にありがたい3つの特長があります。

  • 解約いつでもOK、いつ解約しても元本保証
  • 健康状態に関係なく保険料は同じ
  • 生命保険料控除で税金が戻る

ほぼ貯金感覚で預けられます。銀行預金と違い簡単に引き出せないのもメリットですね。 

家計簿でお金の使い道を記録する

家計簿をつけてお金の使い方を記録、無駄遣いを減らす!というのは有名な話。ただ面倒で続かない人も多いはず。

そんな人には家計簿アプリがおススメ。「買い物をしたらレシートを撮影する」だけ。これだけで通信費や食費といったジャンルに自動的に振り分けてくれます。例えば下記がありますね。

 

 注意

私の場合は自分仕様にカスタマイズしたり特殊な計算もしたいので、Excelマクロで作りました。プログラミングが得意なら家計簿を自作した方がいいかも。


いずれにしても、やる気があるうちに仕組みを作ることが大事。あとは最低限の作業を繰り返すだけにするのが続けられるコツです。

物欲をコントロールする仕組みを作る

お金が貯まらない理由はいろいろありますが、衝動買いをしてしまうこともその理由です。

衝動買いを減らすコツとして、私としては次のようなことを工夫しています。

  • 欲しいものをメモする
  • 「安いから」で購入しない。
  • 買う理由を記録する

特に3つ目の、買う理由を記録することはとても大事です。

去年の4月に買い物の理由を記録していたのですが、「ムダな買い物が多い」と気づきました。その結果、今では「ムダな買い物をした」と思うことがほぼ0に!

代用・兼用を必ず考える

○○専用洗剤など、専用品を買うのは2つの意味で無駄です。使い切れないモノが家の中に溢れかえりますし、割高になりがち。


特にADHDで不注意傾向が強い人の場合、モノが増えることで買ったはずなのにない、だから買うという最悪のパターンになります。

そんな人におすすめなのが、いかにいろいろなモノを兼用するかを考えること。例えば料理関係なら次のように兼用可能です。

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私自身あらゆるモノの兼用を始めて1年、部屋もかなりきれいになりました。また買っても使わないものが減ったため結果的にお金が貯まりました。

「必要だから買う」を「他のモノと兼用できないか」の発想に変えることでどんどん生活コストを下げることができます。

こちらの記事では、ADHD/ASDの人でも身だしなみを改善しつつ私服/仕事着を兼用する方法を解説しています。参考までに。

まとめ「買わずにやりくりする力」を身につけよう

今回の記事で一番伝えたかったのは「買わずにやりくりする力」を身につけることの大切さです。衝動的な物欲を抑える、代用する方法を考える…小さな積み重ねが数年後の貯金に繋がっていきます。

働けなくなるリスクが他の人に比べて高いからこそ、少ないコストで暮らす仕組みづくりが大切です。頑張っていきましょうね。

*1:財形貯蓄の略。会社が貯金をしてくれて、家を買う場合は貯めてきた額の10倍までローンを組める