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【まとめ】心理系R&Dからデータサイエンス職への内定体験記

こんにちは。

このブログでは「企業で心理系研究職をしている人間の働き方やライフハック」をテーマにしています。

が、事情により心理系研究開発職から心理データを使うDS職に転職することになりました。

個別企業のことは別記事に回すとして、ポテンシャルDS転職の相場感を知っていただければ幸いです。

スペック

  • 早慶クラス心理系学部卒
  • 20代後半
  • 転職経験なし
  • 機械メーカーで心理系研究職
  • 分析業務経験1年、それもログデータのみ

学歴と資格しかない…30歳超えていたら確実に詰んでいたと思います。

企業選定と面接

詳細は近日公開の記事で。

基本的には、データサイエンティストとしてポテンシャル採用してくれるならOK!としていました。

面接を受けながら企業を選んでいく戦術を取りましたが、それで良かったです。面接の中で想定以上のポジション提示する企業もあるので、求人票だけで食わず嫌いするのはNG。

気づいたこと

2024年時点のDS転職相場を共有するためにも、残しておきます。

完全未経験での内定は困難

データサイエンティストの需要はかなり高く、20代であれば業界経験不問のポテンシャル採用も多数あります。

ただし、比較的最低ラインが緩い日系事業会社(30歳で年収500~600万円)でもこうなっています。

  • 何かしらのツールを使用した分析業務のご経験
  • 弊社プロダクトに関連するデータ分析経験

2024年時点では完全業務未経験(自己学習のみ)での転職は絶望的になりつつあります。

データ分析業務未経験OKな企業だと、固定残業代込み&住宅手当0で年収400万円…。私なら許容できません

年収を下げずにデータサイエンティストになりたいなら、社内公募で部署異動したり、現職でデータ分析を業務に取り入れる形で経験を積むのが安全です。

求人票と実際の条件に乖離が大きい

同じ職種名でも、企業(及び候補者)によって担当させたい業務がバラバラです。

企業選定の記事でも解説しますが、同じデータサイエンティストという名称で募集されていても、期待される内容がバラバラです。アナリストやAIアルゴリズム開発、果てはビッグデータを用いた研究開発までありました。

また、特に日系事業会社だと300万円~1100万円のような年収幅で募集しているように、内定まで年収が全く読めません。

1つの目安として20代後半ならベンチャーで年収400万円、大企業で500万円くらいが相場でしょうか。

最低限の採用基準さえクリアすれば採用されやすいと考えればメリットとも言えます。

統計検定準一級は最強

2級だと最低ラインクリアという評価ですが、準1級以上は差別化要素になります。

私の場合「文系出身なのにすごい」とか「統計検定準1級があるから通した」とべた褒めされました。データサイエンティストのポテンシャル採用で取るべき資格としては最強です。

実務経験1~2年分・Kaggleと同じくらいの効果はあると思うので、絶対に取得すべき。文系でも受かった私の勉強法はこちらの記事に詳しく解説があります。

www.psycheng.com

まとめ

企業選定については別の記事に詳しく書きますが、データサイエンティスト転職は個人差がかなり大きいです。

データサイエンティストに転職したいなら、私以外にも色々な方のブログや話を聞いてから動くべきだと思います。