【まとめ】入試から卒業後まで,心理学部志望の高校生必読5選

この記事は「心理学部に進学したい高校生向け」に書かれたまとめ記事です。今後新しい記事が追加されていく予定です。



こんにちは。

最近になって高校生の方から,「心理学部を考えているんですが実際のところどうなの?」と聞かれることがあります。また本ブログでもいくつか記事を書いてきました。

その中でも今回は,入るまで(入試),入った後(授業など),卒業後の3点に絞って記事を紹介していきたいと思います。

f:id:husbird:20191121213335j:plain

 

入学まで

一般入試(特に国公立)は正直なところほかの文系学部とあまり違いはありません。*1
そのため,通常の入試対策を行えば心理学部に入学することは十分に可能だと思います。

上智大学のように,一般入試でも面接を課している大学も一部あります。

ただ,推薦・AO入試を見てみると,他学部とは少し違った対策が求められているのもまた事実。

まずは心理系学部学科の推薦・AO入試について,入学後の展望も含めて知っておいてほしいことをこちらの記事で把握してください。


じゃ,入学するためにはどんな知識が必要なの?どんな本を読めばその知識が身につくの?という人にはこちらの記事を。

 

入学後について

入学前には知らなかった人も多いようですが,入学後には統計学,そして心理統計学のスキルが求められます。
というわけでこちらの記事でどうやって統計学の初歩を勉強していけばいいのかを解説していきます。




また,心理学の場合ほぼすべての大学で卒業論文が必須です。そのため必然的に研究室(あるいはゼミ)に入ることになります。

ただ卒論を書くだけではなく,大学生活後半の2年間(大学院に進学する場合は4年以上)の時間を過ごす場所なのでとても大事。

入学前の段階で知っておけばよかったな...ということを書いてみました。入試合格後でもいいので読んでもらえれば幸いです。

 


 

卒業後の仕事について

AO・推薦入試であれば「卒業後の希望進路」は頻出の質問です。仮に一般入試鹿受けないとしても現実を知っておくのは大事なことだと思います。。

そもそも心理学部生の就活は,「心理学とは無関係に就職をする」パターンと「心理職として心理学を生かす」パターンに分けることができます。

現状では後者が多数派なのが実情。大学院進学してもその傾向は大きく変わるわけではありません*2


大学の専門とは関係なく普通に就活する!ならばそれを前提とした学生生活を送る必要があります。例えば営業などの文系就職であれば,法学部などと同様に就活前倒しを前提として実績を積んでいかざるを得ないでしょう。

個人的には,比較的データ(統計学)が使えると期待されている分就活もスムーズに進められると思います。*3

問題は心理学を生かして就職したい!という場合です。

マーケティングリサーチは別として,心理学の知見が評価される仕事はまだまだ少ないのが実情だと就活をして痛感しました。

 

その中でも今回は2つにわけて紹介していきます。

カウンセラー・公認心理師臨床心理士

いわゆる臨床心理学を主に学び,そのスキルを活かして就職するパターンです。*4
正直なところ「比較的安全」なキャリア選択ですし,すでに就職している方も多いのでtwitterあたりで質問してもアドバイスがもらえると思います。

公務員心理職は臨床心理学専攻であることが必須!ではありませんが,臨床系のコースを選んだ人のメジャーな進路です。しかも心理学では貴重な正規雇用*5になっています。

研究開発職(技術職を含む)

主に実験心理学を始めとする基礎心理学の人が志望するパターン。もちろん臨床系の人もいます。大学教員がメジャーな進路ですが,東大卒でも目指すのが非常に厳しい進路です。

その代わり(?)の進路が企業・国立研究開発法人での研究開発職・技術職を目指すパターン。

大学教員同様に狭き門であることは事実ですが,近年の学会でも取り上げられるなど,以前より目指しやすい進路になりつつあります。

 

ということで,実際に就活をして&学会でいろいろな方の話を聞いて初めてわかった「心理学を生かして職探しをする」ってどういうことなの?を書いてみました。

まとめ

公認心理師の導入をきっかけに,心理学を取り巻く環境は変わりつつあります。私は学部卒→企業の心理職なので修士以降のことは伝聞でしかありませんが,厳しい中にもチャンスが生まれつつあるのも事実です。

この記事をきっかけに,自分で心理学と卒業後の進路を調べるきっかけになれば幸いです。

追加してほしい内容がある方はコメントでもご自由にどうぞ!



良い記事だな!と思われた方,よろしければ私のtwitterアカウントもフォローしていってくださいませ。@MarathonUniv

そしてこの記事が参考になったよ!という方は下のamazonの欲しいものリストから何か恵んで頂けるともの凄く喜びます。よろしければどうぞ!

*1:京大の教育学部・総合人間学部のように文系・理系いずれでも受験できる心理系学科を持つパターンもありますが,まだまだ少ないです

*2:公認心理師制度の拡大によって変化があるかもしれません。現にtwitterに流れてくる求人を見ていても「公認心理師+修士号」を要求する求人が出始めています

*3:私のように文系就活で全滅する人もいますが

*4:このルートは発達心理学を選択しても選ぶことができます。

*5:いわゆる正社員です