【まとめ】心理学か他分野か?~心理系学部生の大学院選び~

こんにちは。

 

私は就活と大学院入試を並行で進めていたのですが,
心理系学生の大学院に関するブログは少なく,書いてみることにしました。

大学院とは?

基本的には大学で学んだことを基に研究をさらに深めるところです。
ただし,特定の分野を専門に勉強する専門職大学院(ex.法科大学院)もあります

内部進学か外部進学か?

一口で大学院進学といっても,学部と全く同じ研究室に進む内部進学,学部とは違う研究室や他大学の研究科を受験する外部進学の2つがあります。どちらも一長一短です。

内部の場合

メリット
院試が圧倒的にラク 。これが大きなメリットです。理系大学院であれば,大学の制度として内部生への推薦入試を設けている大学も多いです。私のいる大学には制度上それはありませんが,内部生はほぼ全入状態になっています。

私の場合,外部を考えていたので研究室訪問をせざるをえず,とても苦労しました。

 



就活との並行が可能。院試がラクなこともあり,「とりあえず就活をして様子見をする」選択が取りやすいのもメリット。特に20卒のように売り手市場の年は志望度の高い企業のみ受けてダメなら進学,という戦略も立てることができます。

進学後の想定外が少ない。研究室内に先輩である院生さんがいるため,大学院生になったときの生活が想像しやすいです。また研究室の教員との関係が確立されているため,アカハラにあうリスクが低いの魅力
※学部生には優しいが,院生にはアカハラする教員もいるようです。

デメリット
特にはありませんが,視野が狭くなりがちですので,とりあえず他大学の見学や就活をしてみるのは良い選択だと思います。

外部の場合

メリット

就職に有利な選択をしやすい。特に学校推薦での就職,及び修士で研究職を狙う場合就職に強い機電系や化学系,就職に不利なバイオ系や心理系ではかなり大きな差が生まれます。(工学部などではパナソニックの推薦枠が余るらしいです...)

進学の際に分野を変えたり,さらに偏差値の高い大学院に進学(学歴ロンダリング)することで,就職を有利にしやすいのは事実でした。

博士を考えるなら,最後の進路変更チャンスである。特殊なケースを除き,修士→博士は同じ研究室に所属することになります。ここでの選択は重要です。本当に今の研究テーマが好きか,考えるのがいいと思います。

デメリット

研究室とのマッチング失敗。研究室の教員と相性が合わずアカハラに巻き込まれる,内部進学者との学力差についていけない...といったデメリットがあります。

(修士で進学する場合)研究実績を積み上げにくい

ここ数年の就活はかなり早期化し,B3orM1の夏のインターンで囲い込みが行われるケースが増えています。*1このインターンには選考があり,その基準の一つが研究実績なのですが,外部進学すると研究実績が足りない...という状態に陥っている方を複数人見ました。*2

心理学か他分野か?

心理学は他の分野と関係が深いこともあり,大学院では他の分野を選ぶことも可能です。
(実際に私も生物や工学系の研究室に訪問しました)

心理学の場合

就職には必ずしも有利ではないことを理解するのが大事だと思います。
私の場合,今の専門分野で就活できるとは思わなかったので,他分野にしました。

他分野の場合

選択肢が広いのがメリットです。臨床系であれば教育学研究科や医学研究科,基礎系であれば理学研究科や工学研究科,情報学研究科などの選択肢があります。特にUXデザインなどの分野は工学系にも多くあり,私もそれらの分野を志望していました。

(どんな分野があり,私がどんな研究室を回ったのかは後日記事にします)


 

まとめ

どの選択にもメリット・デメリットがあります。自分に一番フィットする選択ができるといいなあ...と思います。

*1:博士の場合,経団連のルールが適用されないため,インターンとは別ルートで行われる傾向にあります。

*2:学部生が研究職に就職しにくいのも,研究実績を積み上げにくいからです