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【脱PC?】AppleアンチがiPad Proを買った理由

注意

この記事はiPad購入に踏み切った理由に焦点を絞るため、購入してからiPadが手元に届く前に記事を書いています。

 

こんにちは。

突然ですが、愛用していたWindows PCからiPad Pro(11インチ)に乗り換えることにしました。良い機会なので、熱心なWindowsファンだった私がiPadに乗り換えることにした理由を残したいと思います。

私のパソコン歴とAppleのイメージ

子供の頃からほぼWindows一筋。今のPCは処理速度優先で選んだLenovo Ideapad720Sです。

スペックはというと...

  • CPU...Ryzen5 2500U
  • メモリ...8GB
  • ストレージ...SSD(PCIe)256GB
  • 重量...1.14kg

これで7万円以下の中華製激安PCです。実際マクロ計算などの処理もサクサク。Apple製品を買うつもりは全くありませんでした。

私のApple製品のイメージと言えば、次のようなもの

  • 本体/アクセサリがとにかく高い
  • 悪い意味で純正主義
  • Windows PCに比べてできないことが多い
そのため、Apple製品は高いだけ!iPadは展示用文鎮!!iPhoneはブルジョア製品!!などと徹底的にAppleをこき下ろす急進的Appleアンチに...

PC買い替えの理由と希望条件

しかし、今のPCを3年間使ううちに、かなりの不満が...

  • バッテリーが半日持たない
  • 持ち歩くには重い
  • 音がうるさすぎ

特に音については、電話先の相手から「音が煩い」と言われるほど。それでも我慢して使っていたのですが...

自分のアイコンを自分で描きたい!!

ということで絵も描けるPCに買い替えることに。Ryzen5 2500Uの処理速度には満足していたため、絵の描きやすさ優先で以下の環境を求めました。

  • カバー込みで1.14kg以下
  • 一台で絵描きが完結
  • 10世代Core i3相当以上の処理速度
  • Excelのマクロ操作可能
  • ファンレス
この条件を概ね満たすのは、最新のSurface Go3(RAM 8GBモデル)です。ただ...あまりに処理が遅すぎる。速度検証のために家電量販店でMicrosoft Edgeでタブを10個くらい立てた状態でYoutubeを標準の画質で再生したところ、一瞬CPU使用率が100%になるほど遅いです。

より高速な法人限定のCore i3モデルは、「ぱーそなるたのめーる」や「アスクル」を使えば個人でも買えます。ただしOffice別売りの為コスパは悪いです。

iPad浮上

Windowsの10インチ前後のPCで処理最速なSurface Go3でも遅いということは、iPadのような軽量OSデバイスが向いているのでは...と考えるように。

主なスペックを比較すると以下のようになります。

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スペック面/レビューを見る限り、iPadも必要なことはできそうです。
  • 20万クラスのPCに勝てる爆速
  • 超軽量
  • サードパーティの充実したアクセサリ
こういった特徴は高コスパ中華PCにはない武器だと思いました。

PC並のことができる?

純正主義のイメージがあるiPadでやりたいことができるのか?これはWindowsユーザーの私にとって大きな問題。そこで用途ごとに調べました。

イラスト

有名アプリであるクリスタやメディバンは完備。さらにiPadでのみ使える、安価でUIがシンプルなProcreateというアプリも利用可能です。

はてなブログ執筆

はてなブログならばアプリ版/ブラウザ版どちらも使えます。私ははてなブログPro版限定のHTMLモードでブログ執筆していますが、ブラウザ版であれば今まで通りHTMLモードで編集可能。その他の各種機能もブラウザ版であれば全機能を使えます。

他のサービスも、OSに依存しないものはほぼPCと同じ機能を使えました。

Office

現状Excel&マクロで家計簿を作成していますが、課金してもマクロは使えないことが判明。ただ、現状のExcelベースでの入力に不満を感じていたため、これを機にMoney Forward Meを使うことにしました。

なお、Apple版OfficeであるiWork(Pages,Numbers,Keynote)は完全無料で使うことができます。お店で体験しただけですがソコソコMicrosoft Officeライクに使えるため、ブログ用の図を作るだけなら問題なさそうです

プログラミング・統計解析

iPadで開発環境を作る方もおり、開発可能な言語も多いです。特にSwiftの開発環境はApple純正アプリSwift Playgroundsの存在もあり充実しています。

ただし、統計解析に使うRやPythonは機能制限があります。特にPythonをiPadで使うためのアプリPythonistaではScikit-Learnが使えないなど、重要な機能がない!ケースも。

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開発環境は無料!という感覚の私にとっては、相当痛い...

特にプログラミング用途で購入する場合、iPadで対応可能かよく調べる必要があります。

ただ、私のやりたいことはほぼできると判断したため、WindowsからiPadに移行することにしました。

まとめ

今までの経験から追加で欲しいと思ったのは以下の2つ。

  • Type-C充電可能
  • ストレージ128GB以上
これらの条件を満たして最安な、2020年発売のiPad Proの11インチを購入することにしました。 Windowsより処理が早い、カバー込みでもPCより軽量、タッチパネルが使いやすいといったことも理由でした。

10年ぶりにApple製品を調べましたが、ブラウザ完結サービスの充実やアプリの軽量化によって、パソコン並みの汎用性を期待してもさほど困らなくなりつつあるように思います。

とはいえ、WindowsからiPadに乗り換える方は、やりたいことがiPadでどれくらいできるのかをネット検索や実機を触って確認してから購入されることを強くおススメします。次回以降、使ってみてどこまでWindows PCライクに行けるのか?を書いていきたいと思います。