こんにちは。
諸事情で引っ越しをしたのですが、1番問題となるのが自炊。特に我が家はプロパンガスで1口コンロしか置けない!と言うほぼ自炊不可物件です。
それでも自炊はしたい!と考えた結果、電気で料理しよう!自動調理器を買おうと言うアイデアでした。が、最終的に炊飯器で調理することにして便利に使えている為、炊飯器を自動調理器として使うメリット・デメリットを解説していきます。
自動調理器のデメリット
近年、共働き家庭が増えたこともあり人気なのが自動調理鍋(電気圧力鍋)。製品名で言えばSHARPのホットクックなどです。
具材を切って調理器に入れれば、後は待つだけ!という簡単さが受けてかなり売れているようです。
ただ、本当に全自動調理で時短!と言うわけではありません。こちらのブログ記事がデメリットを解説していますが、私自身が友人宅で使った時も、めんどくせええ!そんなに時短でもねえ!と感じました。
この経験から自動調理器(電気圧力鍋)ではなく炊飯器で調理する方向で探すことに。
炊飯器のメリット
ホットクックをはじめとする自動調理器に取って代わられつつある炊飯器ですが、実はメリットも多いです。
特に、炊飯器は第2の鍋!味よりも簡単に使えること重視!と言う人にはホットクックの上位互換ですらあります。簡単な比較表を作ったのでご確認下さい。
最近の炊飯器は、洗浄が必要なパーツがとても少ないです。2万円くらいのIH炊飯器なら、普段洗うのは内釜と内蓋だけの機種も多くあります。*1*2自動調理器は5個くらいのパーツを洗う必要がある為、このメンテナンスの楽さは大きな炊飯器のメリット。
また、豊富な炊飯機能も魅力です。米の銘柄による炊き分けは正直価値がわかりませんが、最速で15分で炊飯できる早炊きや冷凍しても不味くならない冷凍ご飯コースは毎回使っています。
調理機能重視の炊飯器選び
炊飯器を自動調理器として選ぶ際の注意点は3つ。
- 調理機能の有無と数
- 具材の制限
- 加熱時間の設定
この3つを理解せずに選ぶと、後悔につながります。
調理機能の有無と数
多くの炊飯器には調理機能はありません。ネットにある炊飯器調理のレシピは、メーカー公認ではなくユーザーが勝手に作っているものです。
調理機能がない炊飯器で調理をすると何が起こるのでしょうか?大きく分けて炊飯器が壊れるリスクと調理が遅いという2つの問題があります。
この画像は炊飯器で煮物を作る際、炊飯と調理機能それぞれで作った場合の温度変化と時間をまとめたものです。調理機能の方が速く美味しい煮物になることがわかります。
そんなわけで、炊飯器調理をする予定で炊飯器を買うなら調理機能は必須!!!!と言えます。
具材の制限
圧力IH炊飯器と自動調理器のうち圧力を使うものに共通するのが具材の制限です。
これらを入れると最悪爆発します。私の実家でも圧力IH炊飯器でちくわを煮たことがありますが、ポーン!!と音を立てて動かなくなりました…
葉野菜は味噌汁、カレールーはカレー作りに必須です、両者ともガスこんろを長時間占有するため絶対コンロでは使いたくない…と私は考えた為圧力IH炊飯器や自動調理器のうち圧力を使う電気圧力鍋は選択肢から外しました。
加熱時間の設定
パナソニックの一部機種を除き、炊飯器に自動調理機能はありません。加熱時間は自分で設定する必要があります。
しかも、鍋と違って加熱中は中身の状態を見れない*5為「○○の加熱はだいたい○分」というのを経験で知っておく必要があります。
その為、炊飯器調理で超旨いものを作ろうとは期待しない方がいいです。普通に美味しいくらいのものはできますが…
まとめ-どちらを選ぶべきか-
ここまで自動調理器(電気圧力鍋)と炊飯器どちらを選ぶべきか解説してきました。それぞれオススメのユーザを伝えて終わりにします。
- 食洗機がない*6
- 味はそこそこでいい
- 炊飯は短時間でできて欲しい
- 焼き物はフライパンでする
こんな人は炊飯器の方が幸せになれるでしょう。逆に次のような人は自動調理器の方がオススメです
実際に買ったタイガー社製炊飯器のメリット・デメリットは次回の記事で解説します!!