こんにちは。前回の記事で自動調理器代わりに炊飯器を買った話を書きました。
今回はその続きで、実際に買ったタイガー社製の炊飯器について書きます。
タイガーは炊飯器調理を推している
ほとんどの炊飯器メーカーは炊飯器の調理機能は重視していません。あってもよくわからないケーキを焼く機能くらい。
炊飯器に、本格的な調理機能を設定しているのはタイガーとパナソニックくらいでしょうか。
他のメーカーは炊飯は炊飯器、自動調理は自動調理器(電気圧力鍋やホットクック)と明確に分けています。
一方タイガーは炊飯器調理を前面に押し出しています。一時期作っていた自動調理器から撤退するレベルで。そして公式サイトに炊飯器調理レシピを100以上掲載するなど本気度が伺えます。
- 調理(煮る)
- パン発酵・焼き
- 無水調理
- 低音調理
など多様な機能を設定しており、炊飯器を自動調理器兼用で買ってもらおうとしているのが明確に伝わってきます。
炊飯機能
今回買った炊飯器はタイガーのJPW-B100。同社が販売する5.5合炊きIH炊飯器の廉価版です。
現行の最新機種であるJPW-H100の1年前の機種ですが、ほとんど機能は変わらない様子。まずは炊飯機能について解説します。
炊飯機能は、現在の炊飯器とさほど変わりません。以下のような機能は備えています。
白米の味はベストプライスのパックごはんとほぼ同じですが、冷凍ご飯コースはレベルが高いです。
解凍後に加熱したら出来立てと同じ水分量!!とは言いませんが、パラパラチャーハンのようにはならないだけ随分いいですね。
調理機能
私が買った炊飯器の場合、調理機能は調理(煮る)・パン焼き・パン発酵の3種類から選ぶことができます。いずれも炊飯とは加熱のアルゴリズムが違うのが特徴です。
自動調理器であるホットクックとは異なり、かき混ぜ機能はありません。また、具材の温度を計測しその温度に基づいた加熱時間調整機能もありません。
しかし、煮詰めすぎないように温度を自動調整する機能はついているため、煮物にはかなり向いています。
- 甘露煮
- 味噌汁
基本火を通すだけの料理はガスよりも熱効率がいいのか*3、ガスコンロよりも短時間でできます。
そしてかなり便利だったのがカレー作り。
具材を適当に切って炊飯器に投入し*4
15分ほど加熱するとこうなります。
市販のカレールーを加えて5分加熱すると
完成!!具材を入れて計20分待つだけでできました。鍋でカレーを作るより楽です。じゃがいもにも十分火が通っており柔らかいのも○。味にそこまでこだわる人でなければ普通に美味しいレベルです。
終わりに
本ブログは発達障害の人の生存戦略を一つのテーマにしていますが、炊飯器は安い・切って入れるだけ、火災の心配もほぼないと魅力がいっぱい。
これからお子さんが進学・就職で1人暮らしを始める方、高級炊飯器は不要です。代わりに調理機能のある炊飯器を買ってあげることをお勧めします。