こんにちは。
先日、3泊4日で韓国旅行に行ってきました。その帰国便で清洲空港を使ったので、そのメリット・デメリットを解説します。地方空港を活用した旅、通称「地方旅」が注目されています。その中でも清州(チョンジュ)空港は、LCCの拠点として安く韓国へ飛べる穴場。
今回は、清州空港を利用する際のリアルなメリット・デメリットと、空港からアクセスしやすい「科学とパンの街」大田(テジョン)広域市の魅力について、現地訪問した2026年の最新状況を交えて解説します。
- 清洲空港は、韓国旅行慣れした人が帰国便で使うならオススメ
- 清洲空港を使うなら、大田広域市で観光の目的を作るべき
清洲空港について
清洲空港は、京畿道清洲市にある空港です。場所はこちら。

ソウルから約100km、大田広域市から約45km離れています。基本的にはLCCのみの就航で、日本への直行便は成田・関空・福岡・ 中部・新千歳など多くの都市に就航(2026年2月時点)。
清州空港を利用するメリット
航空券が安い
成田や関西から清州への直行便は、仁川や金浦行きに比べて航空券の価格が数千円〜1万円ほど安いです。特に「韓国へは何度も行っているけれど、とにかく安く飛びたい」というリピーターにとって、この価格差は大きな魅力です。
空港は基本ガラガラなので、出発1時間半前着でも余裕
平日の夕方日本に向かう便の出国手続きの画像ですが、ガラガラです。並び始めてから出国手続き完了までに5分かかっていません。前に仁川から帰国したときには1時間近くかかったので、いかに爆速かわかります。

お土産選びを街中で済ませておけば、出発の1時間半前到着でも十分間に合ってしまうほどタイトなスケジュールが組めます。
エアロK/T’wayともにチェックインは出発の1時間前までです。
清州空港を利用するデメリット
空港へのアクセスが致命的に悪い
ソウル・大田広域市それぞれに想定される交通手段はこちら。ソウルへは所要時間約2時間、大田広域市へは約1時間です。仁川と比較してアクセスは悪めです。
それ以上に厄介なのが、全ての交通手段において実質的に予約必須なことです。KTXや在来線、バスは空きがあれば予約なしで乗車可能ですが、当日には満席になっていることも多く事前予約を強く推奨します。
| 移動手段 | 頻度 | 目安費用 | 目的地 |
|---|---|---|---|
| 【ソウル方面へ】 | |||
| KTX + バス | 2本 / 1H | 約2,200円 | ソウル駅 |
| 空港バス | 8本 / 日 | 約1,400円 | ソウル中央BT |
| 【大田広域市へ】 | |||
| 鉄道 (ムグンファ号等) | 10本 / 日 | 約430円 | 大田駅 |
| タクシー | 随時(無限大) | 約8,000円 | 大田市内 |
私は大田に用事があったため、太田駅からの鉄道に乗りました。で、こちらが清洲空港最寄駅である清洲空港駅ですが、超田舎の無人駅です。ちなみにここから急な坂を登って空港まで10分ほど歩く必要があります。

土産物屋はほぼなし
空港に当たり前にある土産物屋はほぼありません。出国後の免税店も簡単な化粧品しか売っていないので、最後のお土産を買うことはできないと考えましょう。
大田広域市も、後述する聖心堂以外これといったお土産がありません。土産物を重視するなら清洲はやめるべき。
WOWPASSやT-moneyの購入・払い戻しが不可
韓国旅行にオススメされるキャッシュレス決済手段であるWOWPASSとTmoney。韓国旅行本では、仁川・金浦空港に到着時に購入してチャージ・出国時に払い戻しすることが推奨されています。ですが、清洲空港では購入・払い戻しいずれも不可です。
清洲空港から路線バスで大田広域市に向かう場合はTmoney必須*1。渡韓が初めての場合、清洲空港から出る方法がかなり限られます。
大田広域市の観光地
清洲空港は大田広域市になんらかの目的がある場合にのみオススメできます。大田広域市は日本で言えば筑波みたいな学術研究都市の側面が強いです。
空港周辺の大都市!大田(テジョン)広域市の観光 清州空港からバスや列車で約1時間。韓国第5の都市「大田(テジョン)」は、ただの通過点にするにはもったいない魅力的な街です。 <>
パン好きの聖地「聖心堂(ソンシムダン)」
大田といえば「聖心堂」。大田における名物であり、大田観光客の半分は聖心堂でお土産を買っています*2。看板メニューのや「揚げそぼろ」や「カレーパン」は美味しかったです。
こちらは大田駅(KTX、日本の新幹線に相当)内の聖心堂です。平日の午後2時でこの様子で、入るまでに15分かかります。買うならDCC店がオススメ。国立中央科学館から徒歩15分程度で行けるのでハシゴするのにも便利です。

旅の疲れを癒やす「儒城(ユソン)温泉」
韓国には、日本のような温泉文化はほぼなく、その例外が儒城温泉です。天然温泉が湧き出るこのエリアは、地元の人々の憩いの場。私も行ってきましたが、シーズンはかなり栄えているようです。なお、大田では安めの相場である1人1泊5000円で泊まれるモーテル*3も多数あります。
研究特区と国立中央科学館
大田広域市では1993年に万博が行われました。その跡地はデパートや科学博物館、基礎研究所(日本の理研に相当)があります。こちらは基礎研究所のオブジェです。オシャレでしたね。

大田の科学技術団地「大徳(テドク)研究開発特区」には、韓国を代表する科学博物館である中央科学博物館があります。広大な敷地内には、自然史、人類、科学技術史など多岐にわたる展示があり、子供から大人まで無料で鑑賞できます。

上記画像に入っている施設全てが中央科学館で、英語の解説も比較的分かりやすいです。科学好きならオススメ。
【総論】
清州空港は、韓国に慣れていて、移動の不便さを許容できるリピーターにはおすすめしたい空港です。特に帰国便で利用すれば、空港での待ち時間を最小限にして最後まで韓国を満喫できます。大田の美味しいパンと温泉をセットにして、一味違う韓国旅を楽しんでみてください!