こんにちは。
iPadを購入したいけど、今やっているはてなブログは書けるの?という疑問を持つ方もいるでしょう。
そこで今回は、はてなブログProユーザとして長くブログを書く私が、iPadでどこまで快適/本格的に書けるか?を調べてみました。
ざっくり概要
本記事は以下の条件で試した結果を書いています。
- 本体…iPad Pro 11インチ(2020年版)
- OS…iPad OS 15.2
- キーボード…Combo Touch
- ブラウザ…Safari
- アプリ…Ver. 4.29.0
- ◎…Windows以上に便利
- ◯…Windowsと同じくらいの快適性
- △…ちょっと不便かな
- ×…不可or重大な制限アリ
アプリ | ブラウザ | |
---|---|---|
文字打ち | ◎ | ◯ |
アイキャッチ作成 | ◎ | ◎ |
図表作成 | △ | △ |
HTML編集 | ◯ | △ |
CSS編集 | × | △ |
各種リンク貼り付け | △ | ◯ |
プレビュー | ✕ | ◯ |
文字打ち
物理キーボードを導入すれば、パソコン並に快適です。*2ショートカットキーも概ねパソコンと同様に対応しています。 ただ、スクリーンキーボードを使うとこの画面のように編集スペースが非常に狭く見にくいので非推奨です。 ブラウザ/アプリとも入力そのものは快適ですが、リアルタイムプレビューはブラウザ版にしかありません。プレビューを見ながら書きたい人はブラウザ版推奨。ただ、HTMLに慣れればリアルタイムでなくてもあまり困らないと思います。
画像編集
簡単なアイキャッチか本格的なグラフや図を描くのかで使いやすさに差があります。
アイキャッチ
お金を払わずとも、パソコンよりかなり快適に編集できます。デザインツールのCanvaさえあれば基本問題なしです。各種アイコンの配置を直感的に出来る為Windowsよりも便利ですね。アイキャッチ作成の質はかなり上がったと思います。画像の圧縮もブラウザで検索して使えば問題なし。
図表作成
Excelやパワポに慣れきっている私としてはかなり使いにくい...。特にApple謹製の表計算ソフトPagesの操作性はExcelとの差が大きく使いにくいです。図であれば描けないこともないですが、基本的にはパソコンでの作業をおススメします。
HTML編集
Markdown/HTMLモードを選べば、パソコン並みにできます。また、入力したHTMLコードはWindowsと同じようにきちんと反映されます。HTMLモードを選ぶと、CSS反映にバグが生じたりアプリで編集できなくなるケースあり。必ず編集モードはマークダウンに!
HTMLコードをサジェストしてくれる機能はないので、必要であれば別途エディタを用意する必要があります*3。
CSS編集
アプリでは色に関するCSSの設定が反映されません。
また、ブラウザ版も難あり。当初Proユーザ限定のHTML モードを使っていましたが、これだと設定済みのCSS に対応するHTML を打っても反映されず。マークダウンに変更してようやく反映されました。
Windows版であれば記法に関係なくCSS は即時反映だったので、大きなデメリットといえます。
また、新規にCSSをデザインしても反映されず。やむを得ずWindowsパソコンでやり直してようやく反映されました。
各種リンク貼り付け
アプリ版とブラウザ版で一番大きな違いが出る部分です。ブラウザ版であれば、サイドバーから「過去記事貼り付け」や「楽天商品紹介」などから簡単にリンクを貼ることができます。
アプリ版では、サイドバー自体がないため、自分でURLを検索&コピペして貼り付ける必要があり非常に面倒です。
プレビュー
アプリ版は壊滅的です。プレビューがPC版の表示しか見れないこと、CSSと連携したデザインを反映しないのが痛い。
最後にー私の使い方
私は普段Androidのスマホを使っているため、ブログに出来そうなアイデアが浮かんだらスマホのはてなブログアプリからメモとして記録します。これは、浮かんだアイデアを忘れないようにする為です。
はてなブログの下書きは容量制限がない為、メモとして本当に便利なんですよね。
その後家に帰ってからブラウザ版で本格的に文章を整えたり、HTMLやCSSコードを修正する感じです。画像編集もスマホではなくiPadのアプリでやりくりしています。スマホより大画面の為見やすいです。
このように、iPadとスマホで役割分担をしながら書けば、iPadでもさほどストレスなくブログ作成ができると思います。
ただし、CSSをいじりたい!自分でサーバなどを立ててアドセンスを始めたい!といった本格的な使い方は難しいです。純粋に文字と画像をいじるだけ!なら十分快適ですが、それならnoteで良くない?という問題が出てきます…。
本記事がはてなブログユーザの参考になれば幸いです。