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【心理学特化】統計検定2級勉強法

こんにちは。

突然ですが大学に入ったばかりの心理系の皆さん、統計学は得意でしょうか?統計学は計算が多いので「数学ムリだから統計学もムリ」という人もいるはず。

でも少し待ってください。最低限の統計学が分からないと卒論執筆に多大な影響がでます。

そこで今回は、統計を研究で活用するための知識技量があるかを評価する「統計検定2級」を取得するためのお話です。取得した時には最低限の知識は備わるのでぜひやってみましょう。

心理学領域からみた統計検定2級とは

統計学を専門にしない心理学部生が、「先生方のサポートを得ながら」卒論を書き上げる為に最低限の必要な知識ーこれが統計検定2級のレベルだと思います。

大学時代に実験系の心理学専攻だった私の目線で、必要な知識と統計検定2級の範囲を比較しました。

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統計学では、理論が分かれば当面良いものと、手計算できないと困るものがあります。その中で統計検定2級の問題はとてもよくできていて、理論が分かれば良い回帰分析では計算を求めず、計算スキルが必要な仮説検定はきちんと計算力を求めてきます。

そのため、統計検定2級に合格できれば、心理学で最低限必要な知識を身につけることが可能です。

まずは授業を大切にし、理論の知識を身につける

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上の図は統計検定2級に向けた勉強法を説明したものですが、まず授業で心理統計学の知識を学びましょう。1年生で学ぶ心理統計学は、数2Bレベルの微積分があれば理解できると思います。

授業の中では平均値や中央値の使い方、実験に必要なサンプルサイズの推定方法など、心理学実験の解析にすぐ使える内容が多いはずです。

なんとなく「あの先生が仮説検定についてあんなこと言ってたな」というレベルでいいので、毎回何かを持ち帰れるように頑張って受講してください。
 

テスト2週間前くらいからは、きちんとテスト対策をしましょう。統計学の場合、途中式や考え方を書かせて回答させる大学が多いはず。対策としては、ネットに落ちているPDFを使って勉強するのがおススメ。

いい問題がないな...という場合は共通テスト(旧センター試験)にある数学2B「確率分布と統計的推測」の過去問が役立ちます。大学で最初に学ぶ統計学のうち二項分布や信頼区間、標準偏差から必要なサンプルサイズの推測など、重要な要素を多く含んでいます。

 

統計検定2級の問題に慣れる

テストが終わった後は、ひたすら統計検定の対策です。真面目にやれば2週間あれば合格できるはず。

まずは過去問です。中古で良いので1冊は自分の手持ちにして、書き込みを含めて活用できるようにしましょう。過去問が重要な理由は2つあります。

  • 統計学の問題集自体がそ少ない
  • 理論に関する問題について解説する問題集はさらに少ない
なお、統計検定は統計学の理論を大事にしており、不偏推定量などの理論系の問題が全体の2割くらい出ます。私が日常で統計的な処理をする際には意識しないので、かなり苦労しました。



過去問1冊で6回分解くことができます。


 

まとめ

今回は心理学部生にとって、なぜ統計検定2級の意義を説明したうえで、心理学部生向けの勉強法について書いてみました。少しでも参考になれば幸いです。

数学嫌いな人にとって統計学は面倒ですが、心理学の卒論を書くのにとても大事な知識です。せっかくの機会ですから目的意識をもって取り組めるといいですね。